爪を見れば、健康状態が分かるとまで言われているのを、皆さんご存知でしょうか?
たかが爪、されど爪
爪は、外的なダメージを受けた時や、栄養不足や体内に潜む病気を知らせてくれる、
とても大事な存在なのです。
爪に変化が現れた時の多くは、手と足の全ての爪に変化が見られます。
体内の変化を早期に発見する為にも、
日常から、爪の変化を注意して見逃さないようにしましょう!
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「最近、爪に縦線や横線が入ってきた。一体なんなのだろう?」
こんな疑問を持った方、いらっしゃいませんか?
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爪の縦線が入った状態を「すじ爪」などと呼びます
実はこの爪の縦線・すじ爪は大人になると、、、すなわち、加齢と共に増えるといわれています
老化現象の一種ですから、正直治すことが難しいのが現状です。でも、爪の縦線・すじ爪は病気ではない場合が多いので、ひとまず安心ですね。
爪の乾燥がひどい場合や、血液循環が悪い場合にも爪に縦線が入る事もあります
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では、爪の横線は何が原因なのでしょうか?
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爪の横線の場合は、縦線とは異なり加齢が原因ではないと考えられています
体の不調や精神的ストレスなどの健康状態あるいは、化学薬品などによる刺激が原因として考えられており、洗剤などによる刺激でも起こりうる症状です。
また甘皮の処理で爪母を傷つけた、靴の先が爪にあたっていた場合でも爪の横線が入ってしまうことがあります。
また、亜鉛などの栄養が不足してたり、ストレスが溜まった時などが原因と考えられています。
その他、高熱が出た時、妊娠中にも起こる事があるそうですよ
爪の横線は、規則正しい生活や食事に心がければ次第に改善されるでしょう
はじめにご説明しましたが、「爪は、外的なダメージを受けた時や、栄養不足や体内に潜む病気を知らせてくれる、とても大事な存在」です
爪の横線は、体の不調や精神的ストレスなど、刺激を受けての原因が多いのですが、
その刺激の強さや期間によって爪の横線の深さや幅が変わってきます。
爪の発育を抑える様な刺激が爪母に作用してしまったためです
非常に刺激が強く加わると深くなり、期間が長くなると幅が広くなるのです。
爪の横線は初めに爪半月の外側の当たりに現れ、爪の発育とともに先端に移動して行きます。
この横溝は爪母に障害が加わってできる物ですから、現れるのは障害が加わってから、しばらく時間がたってからです。
ですから爪に横線が2〜3本同時に見られる場合は、本数分だけ過去に刺激や障害が加わったと推定されます。
なんだか「樹の年輪」ににていますね
爪に気を使わずにいれば、爪の縦線・爪の横線なんておそらく気がつかないでしょう。
「最近爪をまじまじと見たら、なんか線ができてる。縦線や横線が。。。??」
と思った多くの女性は、忙しい日々の中で、きっと今まで爪をまじまじ見る時間が取れなかったのだと思います。
しかし爪というものは、健康を映す鏡
体をいたわるように、爪もいたわってあげてください
縦線が深い溝になっている場合は貧血・糖尿病・亜鉛欠乏症などの恐れがあるともいわれています。
「たかが爪の線」と思わず、「症状がおかしいかな」と感じたら専門医にご相談いただくことをおすすめします!